『あれはなんだ?』『飛行機か?』『新幹線か?』『いや!リニアモーターカーだ!!』
「あれはなんだ?」 「飛行機か?」 「新幹線か?」 「いやっ!リニアモーターカーだ!」
21世紀へ向けた超高速鉄道を創造します 浮上式鉄道は、車輪とレールの摩擦力によらない新しい超高速輸送システムです。 極低温状態の超伝導磁石により浮上走行するリニアモーターカーは、 わが国が、独自で、開発しているものです。 長年にわたって積上げてきた技術を 安全性、信頼性、環境問題等、 あらゆる面で万全を期し、最終段階のチェックを山梨で行っています。 山梨実験線での実用化に向けた走行実験など、 21世紀の夢の交通機関の実現をめざしております。 リニアモーターカー MLX01 (エアロウェッジ形状) 山梨実験用車両の先頭形状は風洞実験を始めと する各種試験により、 空気抵抗・風切り音・トンネル 微気圧波などの空力特性に対して 優れた特徴としました。 そのひとつの形状『エアロウェッジ』とは、 空気力学的な特徴を持つ(エアロ) くさび形(ウェッジ)の 意味から名づけました。 |
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1 | 安全で快適な時速500km高速安定走行の確認 | 7 | 環境保全の確認 | |
2 | 超伝導磁石を始めとする車両、地上設備・機器の信頼性、耐久性の確認 | 8 | 複数列車運行制御システムの確立 | |
3 | 最小曲線半径、最急勾配等、構造基準の確認 | 9 | 運転保安システム、保守基準の確認 | |
4 | すれ違い走行による線路中心感覚の確認 | 10 | 変電所相互間の制御システムの確立 | |
5 | トンネル断面、トンネル内圧力変動に対する車両性能の確認 | 11 | 経済性の追求、建設運営コストの把握 | |
6 | 分岐装置の性能確認 | |||
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寄道 車両・レールはいうに及ばず、何から何まで、 初の試みのリニア実験線 『今では、試験走行が可能なまでになりましたが これまでの試験や実験の積み重ねがあって 初めて成し遂げられたのだな〜』としみじみ感じました。 実用化まで、もうすぐです。 時速500kmの車窓から見た富士山はどのように見えるのか 大いに楽しみです。(三森完二) |
![]() MLX01 |
![]() 山梨県立リニア見学センター案内図 |
もっとくわしくリニアモーターカー
財団法人鉄道総合研究所
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参考資料:『鉄道に新技術』(財団法人 鉄道総合研究所)